
両備グループ プレジデント
松田 敏之
115年の感謝を伝えたい
2025年、両備グループは創立115年を迎えます。
115年前、岡山の11.5㎞の小さな鉄道からその歴史をスタートさせた両備グループは、地方公共交通を主軸に、汗と知恵で様々な生活産業へ多角的に成長を続けてまいりました。そして現在では、トランスポーテーション&トラベル部門、ICT部門、くらしづくり部門、まちづくり部門、社会貢献部門の5部門で事業を展開し、世界でも類を見ない多様な事業ポートフォリオを有するグループとなりました。また、その事業領域は今や日本にとどまらず、世界へ拡大しています。
すべては、地域、お客様、パートナー企業をはじめ両備グループに関わる皆様の支えと、チャレンジ精神を持った両備グループの仲間たちの努力の賜物だと考え、深く感謝をしています。
先行き不透明な時代でこそ、真価を発揮する両備グループ
過去10年間を振り返ってみても、人々の生活スタイルや考え方、モノの販売価格、グローバルの動向は大きく変化しました。そしてこれからもめまぐるしく変化していくでしょう。先行き不透明な世の中ですが、両備グループはそんな世の中でこそ真価を発揮できる企業体といえます。両備グループは多角的な事業を展開しており、それぞれの事業が連携し、相乗効果を生み出すことにより、柔軟性を持った新たな価値を提供することが可能です。
個々の事業では実現できないことも、両備グループの複数の事業が掛け合わさることで実現できる強みを持っています。
また、経営理念であり、不易の価値観として根付いてきた「忠恕」(真心からの思いやり)の精神も、両備グループの強みの一つです。
両備グループの仲間がお客様と相対するとき、新たなチャレンジをするとき、どんなときも、いつも判断や行動の基準になるのは、“真心からの思いやり”があるかどうかです。
“真心からの思いやり”は無形の価値ですが、いつの時代も、この無形の価値がお客様の心に響き、長期的な関係を築くことに繋がると、私たちは信じています。
一人ひとりの「夢」の実現を積み重ねて、
想像もつかない世界へ
両備グループにはたくさんの夢があります。
「2022年度、2023年度と連結経常利益100億円を達成することができたので、次は200億円を目指したい」「地域・業界でNo.1の雇用条件とワークライフバランスが整った会社にしたい」「海外への進出を進め、海外資産比率を30%以上にしたい」「両備グループが率先して地域を盛り上げることで、岡山県の地域魅力度ランキングを10位以内にしたい」など…。これらの夢を実現するために、「思いやりを第一に考えられる人」「地域や社会の役に立ちたいと考えている人」「海外で活躍したい人」「一つのことを徹底的に追求していきたい人」「新しいことにチャレンジできる人」「失敗しても素直に反省ができる人」、両備グループはそんな仲間を求めています。
また、私は常々、夢を持つことの大切さを両備グループの仲間に伝えています。仲間一人ひとりの存在が会社を形成しており、一人ひとりが夢を持つことで会社も大きな未来を描くことができると考えているためです。現に、両備グループの今は、先人の夢の実現の積み重ねでできています。数年前では想像もつかなかった世界が、仲間の夢とそれを叶えるための努力によって、実現しています。
“早く行きたければ、一人で行け。遠くに行きたければ、皆で行け。”
一人では実現できない夢も、自分が持っていない能力を持った仲間がいる会社でなら、実現することが可能です。
多様な能力、技術、経験を培った仲間がたくさんいる両備グループは、皆さんが一人では成し遂げられない壮大なチャレンジをする絶好の場です。両備グループは皆さんの夢を歓迎し、実現に向けて全力でバックアップします。
ともに、想像もつかない世界を創りましょう。
夢を持った皆さんとの出会いを、心から楽しみにしています。