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コンクリートを使用する工事で、車が交通渋滞に巻き込まれ施工不良になりそうな事案がありました。コンクリートはミキサー車という特殊な車で、ドロドロな状態で工場から現場に届けられ、現場で型枠に流し込み固めます。ところがその運送ルートで事故が発生し、手はず通りのタイミングで届かなくなってしまいました。コンクリートの流し込みの作業は固まる前に次のコンクリートを流し込まなければならず、時間との勝負です。このままでは施工不良となってしまいます。まさに、アメリカのドラマ「24 TWENTY FOUR」ばりの「事件はリアルタイムで起こっている」状態です。すぐに上司に相談し、安全に走行できる迂回ルートと所要時間を確認し、コンクリート工場には出荷の間隔の変更を指示。どうにか、既定の時間内に流し込むことができました。
そうですね。管理者なので、判断も求められます。その分成長も早いと思います。他にもコミュニケーションの部分で成長したと感じています。入社前はほぼ同年代との付き合いしかありませんでしたが、入社をすると自分の親よりも年上の人と一緒に仕事をしなければなりません。また、施工管理の仕事ではそういった方々に指示を出さなければならない機会があります。管理者という立場上遠慮はしていられません。様々な人との交流が人間力、話す力を成長させてくれています。今後はさらに経験と技術を身につけ、施工管理技士の国家資格を取り、さらに大きな現場を任せてもらえるようになりたいと思っています。
携わる建築物は学校や病院、オフィスビルなど不特定多数の人が利用する建物が多いです。その建物の利用者は私が工事に携わっていたことは決して知りません。ただ、完成後の建物の前を通り、多くの人に利用されているのを見ると、「自分はその人たちの日常生活の場を作ったのだな」と感じます。その建物の中では新たな営みがあり、それらが社会に還元されていることを想像すると、社会に貢献でき、知らない誰かの役に立てていると感じることができます。
街にはまったく同じ建物はなく、その全てがオリジナルです。現場は毎回違いますし、建築場所の環境も様々です。そのため、今までの経験が役に立つ場合もありますが、役に立たない場合も多々あります。そういった場面に遭遇した時にどうやって解決するか、最善のアプローチ方法は何だろうか、プロセスはどうするのかを考える時に、やりがいや面白さを感じています。実行した結果がポジティブな結果であった場合はなおさらです。
日本にはたくさんの会社がある中で、皆さんは1年に満たない限られた就職活動の中で、たった1つの会社を選ばなければなりません。選ぶ基準も、規模や業種、職種と様々あると思いますが、1つ言えることは、少しでも興味を持った会社があったなら「どんどんチャレンジすべきだ」ということです。もしかしたらイメージ以上に惹かれる会社があるかもしれないからです。そしてその中に「両備リソラ」が入っていたらとても嬉しく思います!
※所属表記、記事の内容は取材当時の内容に基づきます
両備ホールディングス株式会社まちづくりカンパニー
両備住宅株式会社
株式会社両備リソラ
株式会社礎コラム
株式会社和田コーポレーション