サスティナビリティ

グループ横断のアイデアを結集。
両備のサスティナビリティは、
現場から動く。

小山さん・植野さん
  • 両備ホールディングス株式会社
  • 両備グループサスティナビリティ本部

2022年7月に、両備グループ全体のサスティナビリティ推進を担う部署として設立された「両備グループサスティナビリティ本部」。「安全・安心・エコで健康」という両備グループの経営テーマに基づき、脱炭素社会の実現や、新エネルギー、GX(グリーントランスフォーメーション)など多岐にわたる事業をボトムアップで生み出し、取り組んでいる。

アパレル企業から転職し入社4年目の小山さんと、電力会社から転職して半年の植野さんに、入社前後の両備グループのイメージや、現在の取り組みについて聞いた。ふたりが考える未来とサスティナビリティとは?

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「お堅い」イメージを変えたサスティナ発想。

   

ふたりとも転職組。だからこそ感じた、両備グループの「意外」な一面は?

植野:入社前は、バス・タクシーの会社のイメージが強くて、歴史のあるお堅い会社だと思っていました。でも、面接で、「今までなかったものを作って、発信していく」という話を聞いて、新しいなと。実際に入社してからも、新しい取り組み・楽しい仕事があって、いい意味でギャップを感じました。

小山: 僕は、高校まで岡山育ち。両備のバスや路面電車に乗っていたなぁ、くらいの感覚でした。入社時に、まちづくりを志して面接でいろいろと話したんですが、配属は、意外にも経営戦略本部。ゼロからの挑戦でした。社内で名刺交換をすると、業種が多種多様のバラバラで(笑)。前職と違い、背景や事業が異なるので一からロジックを組み立てて説明しなければいけないのは衝撃でしたね。今は、いろいろな部署の人と、「サスティナビリティ」という共通言語でグループ横断の会話ができる楽しさを感じています。

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今の取り組みは、あえて言うなら「70点」

「地方創生と脱炭素社会への貢献」をミッションに掲げ、サスティナビリティ本部が主体となってさまざまなサービスを行なっている。環境(脱炭素)と社会(人手不足・地域公共交通)の2軸で展開するSX(サスティナビリティ・トランスフォーメーション)への取り組みは、まだはじまったばかりだ。

両備グループのサスティナビリティの取り組みを採点すると?

植野:正直言うと70点。取り組み自体は本当にたくさん行なっているし、地域貢献しているという自負はあります。でもこれからは、サスティナビリティ自体を新しい「事業の柱」にしていく必要がある。そこが僕たちの次の挑戦だと思っています。

小山:僕も同じですね。現状の取り組みを70点と自己評価しているのは、例えば、女性管理職の登用や、採用面など、サスティナビリティという広い領域の中ではまだ改善の余地があると感じているから。ここをクリアすれば、もっとやれるという可能性は感じています。

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みんなを驚かせる
「SDGs的仕掛け」

手応えを感じた取り組みはありますか?

小山:印象的だったのは、「アイデアコンテスト」です。グループ社員だれでも応募可能で、全体から約600件もの応募がありました。例えば、その中のひとつが、和歌山電鐵での「小学生向け環境教室」。実際に走っている電車の中で授業をするのですが、単発のイベントで終わらせず、現地のメンバーだけで継続できる体制を整えるところまで伴走しました。

植野:このコンテストで感じたのは、ボトムアップの文化ですね。アイデアの中には、もう事業と言っていいレベルのものもあって。鉄道や商業施設など、実証フィールドがあるのは両備グループならでは。一人ひとりの意識を大切にして、意見を吸い上げる環境が整っている点が、両備のよさだとも実感しました。

幅広いテーマを、どうやって仕事として形にしているのですか?

小山:あまりにも業務が多岐にわたって散らかりがちになりますが、月2回の定例会でじっくり時間をかけてタスクを整理しています。細かい進捗も含めて共有しながら、「今、何に向かうべきか」をチームで確認するようにしています。

小山:最近始めたのは、地域課題に対するディスカッションです。たとえば、高齢化の地域で防災をどう考えるか、といった一つのテーマについて、両備で「できること」「できないこと」を率直に話し合うディスカッションを行なっています。
自分たちだけで抱え込んで孤立しないように、周囲の理解を得て、各社に協力を仰ぎながら新たな切り口を探っていますね。

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サスティナビリティを
「100年続く事業」にする。

両備グループが目指すのは、サスティナビリティを新しい事業の柱(SX)にすること。時代が変わっても、地域課題を解決しながら利益を出し、これから100年先、200年先まで必要とされる企業グループであり続けること。

今後のサスティナビリティ本部はどうなっていきますか?

小山:事業はやっぱり発展させていかないといけない。石油を燃やし続けるだけが事業発展では、今はない。事業として成り立ち、環境にも配慮して地域課題も解決していくという「両方の車輪」を回すことが、僕たちのミッションです。そういう意味では、すごくチャレンジングな部署だと思います。

植野:現場の乗務社員さんや店員さんが、「自分の仕事がサスティナビリティにつながっている」とロジックを持って、胸を張って語れるようになること。現場からの熱いボトムアップこそが、会社を変える一番の力だと思っています。

最後に。おふたりにとって両備グループってどんな場所?

小山:「夢を実現する場所」でしょうか。自分の子どもが将来、「岡山は健やかで、とても過ごしやすいね」って思える街にするのが夢です。その夢の実現に向けて、仕事で汗をかいているようなものですね。

植野:「成長できる環境」。ゼロから考え、提案でき、いろいろなところから情報を入手し、多くの人と話すことができる環境がここにはあります。それだけ自由にさせてもらえる場所でもありますね。

両備ホールディングス株式会社 
両備グループサスティナビリティ本部

  • 小山 さん

2021年に大手アパレルメーカーより転職。岡山市出身で、関西から岡山へUターン。

両備ホールディングス株式会社 
両備グループサスティナビリティ本部

  • 植野 さん

2025年にエネルギーインフラ企業より転職。倉敷市出身で、関西から岡山へUターン。