山本 竜靖

100パーセント満足するクオリティの建築を世に生み出す

建築の安全、工程、品質を管理しています。

主に建築・内装工事の施工管理を担当しています。詳しくは、①工事現場内の安全管理、②着工から引き渡しまでの工程管理、③施工物に関する品質管理の3つの役割を担っており、設計図をもとにした積算、各種打合せ、業者手配、現場管理を行っています。入社1年目は、まず現場内の安全管理を担当しました。先輩社員の指導のもと、危険を未然に防止する対策を行います。どんなにベテランになっても、また技術が進化しても、安全管理は不可欠な知識であることから、新人の時期にしっかりと身に着けます。危険を察知する能力を高めることにより、施工実務を担う職人さんのけがや事故のリスクを低減でき、仲間の身を守ることができます。入社3年目の今は、上記に加えて工事に必要な材料の手配、工程の細かな調整、施工方法の検討など、できることを少しずつ増やしている状況です。

芸術の極致でる建築に魅力を感じて。未経験でも”一人前になれる支援があるか”を重視して企業を選択。

建築を志望したのは、大学在学中に受けた芸術の授業がきっかけです。洋の東西を問わず、彫刻や絵画、映画など様々な芸術を専門にしている教授たちが口々に、「建築は芸術の極地である」という話をしていたことが非常に印象的で、当初は漠然と興味を持った程度でしたが、就職活動に際し施工管理という職種を知っていく中で、その奥深さを知り、強い魅力を感じました。
また、就職活動中の軸としては、自分自身が大きく成長できる環境に身を置けるかどうかに主眼を置いていました。私は文学部出身で畑違いの業界になるため、専門的に学んでいないことが大きなハンデになっていると感じていました。そうしたハンデを受け入れてくれる土壌があるのか、また、一人前になるために必要な知識経験を積む時間が十分に持てるかどうかを、企業を選ぶ際の基準として持っていました。

豊富な施工実績に、多様な経験が積めて成長できる環境があると確信して。

大学の就職支援センターで建築の施工管理がしたいと相談した際に、たまたま両備グループからの求人が大学に届いており、タイミングが合ったことで選考へと進みました。また、礎コラムの顧客には名前を知っている大手や有名企業が多く、どんな仕事ができるのだろう、と単純に強く興味を持ちました。
礎コラムへの入社を決めた理由は、自分が就職活動において軸にしていた価値観と合致したのが大きかったです。建築の部門でも内装の部門でも、他の工務店ではなかなか経験できないような案件を数多く施工し続けているため、学びのチャンスが多いと考えました。

また、他にもいろいろな企業の選考を受けていた中で、礎コラムの面接でお会いした方々の印象が他社と比べてとてもよかったというのも理由の一つです。実際に働いている現場も見に行く機会を作ってもらえたのがとてもありがたかったですね。

机上よりも現場での経験が、早期に成長するのに役立った

想像していたよりも、現場にいる外勤の時間が長いです。配属される部署や担当する現場によって多少違いはありますが、とくに若手の内はパソコンや資料とにらめっこする時間よりも、現場でしか得られない知識を身に着ける時間を多く持つことができます。入社前には書籍等を用いて勉強しようと思っていましたが、入社後の現場での経験を通じて得られる気づきや知識も多く、その積み重ねが礎コラムとしての一手間や一工夫につながっていると思います。

新しい価値を生み出すものづくりを経験できる。建物が完成したときの充足感は忘れられない

ものづくりの現場に出られるというのが、この仕事の魅力であり、やりがいだと思います。何もなかった場所に、新しいものを生み出していく活動に、社会的意義の高さや、難しさ、面白さを感じています。実際に建物が出来上がっていく様を目の当たりにし、自分の頭と体を使って直接関わっていくと、さらにこの仕事の深みがわかると思います。なかでも、自分が苦労した物件が竣工するときの充足感や達成感は、忘れられない経験になります。

また、何気なく暮らしている生活空間の中に、私たちと同じような施工管理をする誰かの気遣いや心配りを見つけられるようになれるのも、この仕事の面白みです。新しい価値を生み出すものづくりを自ら手がけ、ほかの誰かの仕事を目にして刺激をもらい、さらに自分のスキルを磨く。あくなき探求ができる施工管理の仕事で、自分のスキルをさらに磨いていきます!

7:30
朝礼・現場確認

当日の現場作業の指示、作業の流れの確認のほか、必要に応じて関係者との打合せ。さらに現場を巡回して、安全性や工事進捗を確認します。

10:00
現場作業・事務作業
12:00
昼食
13:00
午前中の作業の続き
18:00
退社

MESSAGE

私の目標は「自分が100%満足する出来の物件を竣工させる」ことです。何世代にもわたって世に残るような案件や、今後の建築界の新たなトレンドになるような斬新な設計やコンセプトに携わることも夢です。

就職活動は、それぞれにとっての重要な選択を経験すると思います。将来思い返したときに、後悔が無いと思えるよう、力を尽くして頑張ってください。